タクシードライバーの魅力
About Taxi Driverタクシードライバーの仕事について
タクシードライバーの仕事について語ってみよか!
タクシードライバーの仕事ってな…!
第一に安全であること。
これ、絶対!
大切なお客様を安全に目的地まで適切なルートでお届けすることは、絶対的な使命です。
タクシーは誰もが利用できる公共の交通機関であること、ドライバーはそれを深く、強く、認識しておかなければなりません。
お客様目線に立ち、親切、丁寧な接客に努めること。
これも、大切!
タクシーの仕事は、個々のお客様のニーズに対してドア・ツー・ドアの営業を行います。高齢者のお客様、荷物をたくさんお持ちのお客様、車いすのお客様、ビジネスで御利用のお客様、いろいろな場面でタクシーをご利用いただいています。タクシードライバーには、タクシーを走らせるだけでなく、どのお客様に対しても良質なサービスを提供することが求められます。
そして、意外と感謝されます。お客様からの「ありがとう」は、ホンマにうれしいです!
タクシードライバーとして働き始めると、あなたが思っている以上に感謝されます。お客様からの感謝の気持ちを直接、肌で感じられるのも、この仕事の醍醐味ですね。
本当は、お金を頂くこちらがお客様に対して「ありがとうございました」と言うべきなのに、反対にお客様の方から感謝されることに気づかされます。意外なことに、お客様からの感謝の声が非常に大きいのもこの仕事の特徴です。お客様から「ありがとう」と言ってもらえると、タクシードライバーをやっていて良かったなと思いますよ。さらにチップをもらえると、うれしさ倍増です。
年齢制限なしで、いつまでも現役を続けられるで(けど、80歳までならな)!
タクシードライバーには年齢制限がない(※)ので、60歳以上、65歳以上のシニアドライバーであってもまだまだ現役を続けられます。現役で社会の役に立つ仕事に就いていられるのは、とても晴れがましい気持ちになるものです。
※平和タクシーは65歳定年ですが、定年後も契約社員として継続して勤務できます。契約は1年更新で、80歳まで働けます(※最終の契約更新は79歳)
とにかく、人の役に立てる仕事!これに、尽きます!
タクシードライバーの仕事は、人の役に立ち、社会に貢献することで、その対価としてお客様からお代をいただき、それが給料に反映される。タクシーの仕事とは、実はこれに尽きます。とにかく、人の役に立てる、やりがいのある職場であることを実感できますよ。
タクシードライバーの心得 3か条
タクシードライバーの仕事をするときに心がけるといいポイントをいくつか紹介します。
よくも悪くも一人きりだけれど
乗務員として乗務している時は、一人です。
一人なので孤独であると考えるのか、一人だから他の従業員に気を使うことなく気楽にできるか、そこはそれぞれの考え方です。
どんな職場でも言えるかもしれませんが、ストレスなども自分で上手くコントロールしなくてはなりません。自分の機嫌を自分でとる習慣を身につけておくと、気が楽になりますよ。
接客は意外と大変だけれど
乗務されるお客様には、さまざまな人がおられます。例えば、荷物が多い人がいればその対応にも追われます。
そして、お客様が乗務されて行きたい場所へ走る際のタクシー車内の空気を読むことは、とても大事なことです。ここが一番気を使うところと言ってもいいかもしれません。お客様の中には、何も話しかけないで静かにしていてほしい方もいれば、何か話をして盛り上げてほしい方もおられます。その場の雰囲気を大切にしたいものですね。
また、ドライバーの中にはタクシーに長時間乗務されることで腰を痛める方もいます。自分の体への負荷を調整したり、ちょっとしたケアをしたりするのも、タクシードライバーとして欠かせません。
タクシードライバーの主な業務となるタクシー乗務や接客は、意外と大変です。
お客様に対する配慮や気遣いは必要ですが、お客様の中には最近話題のカスハラ(カスタマーハラスメント)をしてくる方もおられます。
タクシードライバーはお客様から対価を頂き、それに対するサービスを行います。
しかし過度な要求や無理なリクエストに対して、お客様から言われたことを全て引き受けようと考える必要はありません。困ったときは、上司や先輩に相談してください。
様々なお客様との出会いがあるけれど
お客様の中には、日本の方だけでなく外国からお客様もおられます。
翻訳アプリの発達が著しく、そのおかげで外国人のお客様であっても、言葉に不自由なく楽しい会話が弾むことも少なくありません。
また、他府県からのお客様にご利用いただくこともあります。大阪は食べ物がおいしいとか、温かみのある人が多いとか、大阪の独特の方言があるとか、大阪にはたくさん紹介できる話題がありますので、そんな場合には「大阪のおもしろさ自慢」をしてみると喜ばれます。
時には、驚きの人物や有名人をお客様としてお乗せすることもあります。
車内では、お客様からの楽しい会話や普段聞けない貴重なエピソードなど、タクシードライバーをやっていると色々な知識・ネタを得ることも多々あります。
ただし、お客様との車中での会話で知り得た情報は、社内・社外を問わず、漏らしてはいけません。プライバシーは重要です!「ここだけの話」は、ここだけに留めておきましょう。
車両について
車両設備は、こんな風になってるんやで!
メーター
カーナビ※GOアプリ
配車アプリGO(全車)
DiDi(一部)ドライブレコーダー
防犯カメラ
キャッシュレス決済端末
防犯ボード
ETC※業務でETCを使用した場合、帰路費用について一部会社負担あり(※条件あり)
タクシードライバーとして成功するために
ナビを捨て、街に出よう!
大阪の街の再発見・新発見をどれだけ楽しめるか!
地元・大阪でタクシードライバーをしていても、意外と知らない道ってあるんですよね。抜け道なんかを知ってしまえば、「この道がこんな所につながるのか」と言うことにもなります。大阪の街を再発見したり、新発見したり。だから、乗り物と地理が好きという人には、タクシードライバーという職業は天職だと言えます。
お客様の行きたい場所へ走るために、ナビを使うのではなく、頭の中に叩き込んだ地図を駆使できるとタクシードライバーとして強いですよ。しかも、頭の中の地図に抜け道や近道をどんどん加えていくことが好きなら、もう言うことなし。鬼に金棒です。
また、タクシーにとってライバルとなるバスや鉄道の路線図なんかも頭に入っている、これも大切なこと。なぜなら安全・安心という商品はバスや鉄道にもありますが、タクシーはそれに加えて「安全・安心・快適に」お客様の行きたい場所へお届けできるからです。もちろん、難題もあります。狭い道や高台さらに坂道とあらゆる条件が待ち受ける中で、タクシードライバーはプロとして対応していかなければなりません。例えば、妊婦さんを乗せたときは、車体の揺れを抑えるために路面の安定した平坦な道を選んでタクシーを走らせる。そういったことを実現するためにも、街の地理を自分の中にどれだけストックできているかが鍵になります。要は、どれだけ楽しみながら、大阪の街を再発見・新発見できるか。
もちろん、そういったドライバーは自然と売り上げもついてきます。
「なぜだろう?」の数だけ、地理や人に詳しくなれる。すると…!
自分が運転する地域には何があるのか知っておく必要もあります。
例えば、「神社や寺がこんな場所にあるのは、なぜだろう?」などと、ちょっとした疑問を持って街を眺めることで、その土地に関する知識(豆知識やトリビア)が自然と増えていきます。ちょっとした向上心を持って、そういうことにも自然体で取り組み、地理だけでなく、各地の風物に対する造詣も深めていってほしいと思います。
また、通院や買い物で利用される地元の方、ビジネス利用の方、さらに観光客の方など、タクシーを利用されるお客様やニーズも様々です。「それぞれの利用場面でお客様が求めていることはなんだろう?」と考えてみてください。多様なお客様との出会いが、タクシードライバーとしてかけがえのない経験、財産になります。
この他にもタクシードライバーをしていると、大きな街や大きな駅は交通が便利とか、川にかかる橋には渋滞がつきものということなどにも出会います。そんな中で、流れの良い道があれば「こんなにスムーズに動くのは、なぜだろう?」と考えたりもします。
つまり、このような「なぜだろう?」という疑問を持つことで、大きな意味で地理への造詣が深まることになります。
結果、「なぜだろう?」の数だけ、大阪の街の知識も増えているからです。すると、どこに行けばお客様に出会えるか、スムーズに移動できるルートどれかもわかってくるから、結果として売り上げアップにつながっていきます。
もちろん、「なぜだろう?」と思うだけで終わらせず、その疑問を1つ1つ解消させていくことを忘れずに!
お客様を乗せてなんぼ!
だから、データ集めが肝心!
売り上げを稼ぐためには、まず何よりお客様に乗車していただかなければなりません。
そのためには、なぜこの場所や時間帯には人が集まるのか、逆になぜ人が集まらないのかを考察するクセをつけるのがコツになります。というのも、そこには必ず理由があるからです。それを理解することで、手っ取り早く言えば、あなたの売り上げアップに活かせます。
イベントが多く開催される施設や有名スポットの場所はもちろん、季節、天候なども重要なファクターです。それらを年単位、月単位、曜日単位で多角的に集めていくことで、売り上げにつながる繁忙期やピークタイムが見えてきます。つまり、タクシーを必要としているお客様がどこにいるかを把握できるようになります。そのデータを自分の営業にフル活用することで、稼げるドライバーになれます。
これは、流しであれ、駅待ちであれ、アプリ配車であれ、同様に大事なことです。タクシードライバーに必要なことは、常に街や人の状況に意識を配りながら、情報を蓄積しアップデートしておくことだからです。
ズバリ言うと!
稼ぐドライバーは、ズバリ、地理に詳しく、街のデータ収集とアップデートに余念のない人!データ収集と言うと堅苦しく感じるかもしれませんが、要は大阪の街の再発見・新発見や人との出会いを楽しんだ者が強いですよ。
タクシードライバーの1日
1出勤
2アルコール検査
3車両チェック
4朝礼・点呼
5出庫
6流し営業
7休憩・食事
8営業
9帰庫
10車内清掃・車両チェック
11納金
12退勤